日本初となる内航デッキキャリア(重量物船)による洋上風車基礎部材輸送~長崎市にて竣工記念式典を開催~
株式会社商船三井(社長:田村 城太郎、本社:東京都港区、以下「商船三井」)、商船三井ドライバルク株式会社(社長:福井 利明、本社:東京都港区、以下「当社」)および株式会社商船三井内航(社長:蓮実 学、本社:東京都港区、以下「商船三井内航」)は、2026年7月29日に長崎県長崎市 長崎水辺の森公園において、内航デッキキャリア(重量物船)「WIND WHALE」の竣工記念式典を開催しました。
式典は、本船の船籍港である長崎県長崎市の地元関係者をはじめ、多数のご来賓にご参列いただきました。また、式典後には船内見学会を実施し、船内設備や当該デッキキャリアの担う役割について広く紹介しました。
「WIND WHALE」の船名には、日本の洋上風力産業を支える力強い輸送力と、大型重量物を積載しながら大海原を力強く航行する本船の姿をクジラに重ね合わせた想いが込められています。本船は、商船三井および当社が共同で保有し、当社による保船管理のもと、商船三井内航が運航します。今後、JFEエンジニアリング株式会社(社長:福田 一美、本社:東京都千代田区)との長期運送契約に基づき、同社が操業する、洋上風力発電用基礎であるモノパイルの同社製造拠点(岡山県笠岡市)から、国内洋上風力発電建設予定地に向けた洋上風力発電用基礎部材の内航海上輸送に従事します。
本船は、フラットな甲板を有し、モノパイルやタワー、ブレード、ナセル、浮体基礎といった風力発電部材を船尾・船側方向から多軸台車等を用いて直接積み込むことが可能なだけでなく、多様な大型重量物の輸送に対応することが可能です。非自航台船での輸送と比較して高い耐候性能を有することに加え、ダイナミックポジショニングシステム( DPS: 自動船位保持装置)を装備しており、風車建設サイトの洋上SEP船への貨物の直渡しの実現も期待されます。
当社は現在、載貨重量3,700トン級の外航小型デッキキャリアを定期用船の上、陸上・洋上風車部材やプラント貨物、舶用機器等のアジア近海への輸送サービスを展開しており、内外航双方において顧客ニーズにお応えして参ります。

【本船主要目】
| 船籍 / 船籍港 | 日本 / 長崎 |
| 造船所 | 泰州三福船舶工程有限公司(Taizhou Sanfu Ship Engineering Co., Ltd.) |
| 全長 | 149.90m |
| 全幅 | 30.00m |
| 最大喫水 | 5.85m |
| 載貨重量 | 12,709.4トン |
| 特徴 | ・ダイナミックポジショニングシステム搭載 ・フラッシュデッキ(貨物積載部に突起の無い全面フラットな甲板) ・バッテリーを搭載した電気推進システムの採用 |
商船三井グループは、「商船三井グループ 環境ビジョン」に則り、これまで培ってきた経験およびノウハウを活かして、洋上風力発電関連事業への取り組みを進め、ネットゼロ・エミッション社会の実現に貢献します。
商船三井グループの洋上風力発電関連事業詳細についてはこちらをご確認ください:
・洋上風力発電関連事業|商船三井(MOL)サービスサイト (mol-service.com)
・洋上風力発電関連事業 | 事業紹介 | 商船三井 (mol.co.jp)
【関連プレスリリース】
本件に関する過去プレスリリースは以下をご参照ください。
2024年4月17日付「日本初となる内航モジュール船による洋上風車基礎部材輸送~JFEエンジニアリング向け海上運送契約を締結~」
商船三井グループのサステナビリティ課題
商船三井グループでは、グループビジョンの実現を通じて社会と共に持続的な発展を目指すための重要課題として「サステナビリティ課題(マテリアリティ)」を特定しています。本件は、サステナビリティ課題の中でも特に「環境」「安全」「DX」にあたる取り組みです。

【本件に関するお問い合わせ先】
商船三井ドライバルク株式会社
事業統括部部 総務・広報・ICT支援チーム Mail: dbbis@molgroup.com
