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お知らせ

バイオ燃料を使用したばら積み貨物船の試験航行を実施

商船三井ドライバルク株式会社(社長:菊地和彦、本社:東京都港区、以下「商船三井ドライバルク」)は、中国総業株式会社(代表取締役:髙田博司、本社:広島県福山市、以下「中国総業」)から用船しているパナマックス型ばら積船「C.S. OLIVE」(以下「本船」)で、本年6月下旬を目途にバイオ燃料を使用する試験航行を行います。

使用するバイオ燃料については、株式会社商船三井(社長:橋本剛、本社:東京都港区、以下「商船三井」)とChevron Singapore Pte. Ltd.(以下「Chevron Singapore」)との間で既に燃料供給契約を締結しており、本船はSingapore港でISCC(International Sustainability & Carbon Certification)認証の約500トンのバイオ燃料を補油する予定です。今回使用するChevron Singaporeのバイオ燃料は、船舶の既存のディーゼルエンジンの仕様を変えずに使用することができます。また原料には適合油以外に20~24%の割合で廃食油を使用し、従来の化石燃料と比べ15%~20%のCO2削減効果が期待できます。

C.S. OLIVE

バイオ燃料は、2021年6月18日に発表した「商船三井グループ 環境ビジョン2.1」に於いても、化石燃料に替わる有効な代替燃料の一つと位置付けており、商船三井ドライバルクは今後とも傭船船主の協力の下にバイオ燃料の導入促進を積極的に行い、海上輸送過程での温室効果ガス排出削減という目標を実現すべく、クリーン代替燃料の導入(下図1)を推進します。

<商船三井グループが設定した5つのサステナビリティ課題
商船三井グループでは、事業を通じて優先的に取り組むべき社会課題として特定した「サステナビリティ課題」への対応を推進することで、持続可能な社会の実現に貢献します。
本件は、5つのサステナビリティ課題の中でも特に「Environment 海洋・地球環境の保全」にあたる取り組みです。

図1


【本件に関するお問い合わせ先】
商船三井ドライバルク株式会社
経営企画部 ICTコミュニケーションチーム Mail : dbict@molgroup.com