ライナースケジュールドライバルク部では、お客様の産業や輸送する貨物に応じて、3つのチームを編成しています。お客様のご希望の貨物数量に合わせて、船型を問わず柔軟に対応致します。
インフラ資材チーム
Infrastructure Material Teamインフラ整備に必要な原料となるセメント、クリンカー、石灰石、スラグ、石膏などをメインに取り扱っています。
石灰石
セメントや鉄の原料となる石灰石は日本国内でも豊富に産出されており、輸出も盛んに行われています。ドライバルクの分野においては日本から輸出される数少ない貨物の一つです。
セメント
石灰石を原料に製造されたセメントをばら積み船で輸送しています。荷姿は粉体に近く水に濡れると固まってしまいます。また、荷揚げ後の掃除も細心の注意が必要ですので、長年培ったノウハウを駆使した輸送を実現しています。
金属・環境エネルギーチーム
Metal & Eco Energy Materials Team非鉄金属の原料となるニッケル鉱石、アルミナ、銅精鉱、発電に必要な石炭(一般炭)、バイオマス燃料などを取り扱っています。
ニッケル鉱石
ステンレスの原料となるニッケル鉱石輸送には、海上輸送中に貨物液状化の危険が伴います。経験豊富な乗組員・海技員による貨物のモニターや航路選定等、安全輸送を徹底しています。
バイオマス燃料
脱炭素の流れにより急速に需要が高まっているPKS（パームヤシ殻）や木質ペレットなどのバイオマス燃料を輸送しています。
生活資材チーム
Grains & Chemical Raw Materials Team私たちの生活・経済活動に不可欠な穀物やソーダ工業用の塩等を取り扱っています。
穀物
とうもろこし、大豆、小麦などの穀物を輸送しています。船積み前の貨物ホールドの整備や、輸送中の貨物モニターなど、豊富な知見をもとに安定輸送に努めています。
塩
工業用の塩は電気分解され苛性ソーダ、塩素の原料となります。また、輸入塩の一部は食用としても使用されるため、貨物ホールドの状態にも細心の注意を払っています。